具体的な症状
１週間くらい前に朝起きたら首に激しい痛みが発生した。寝違えただけだから１～２日経てば、いつも通り自然に痛みも治まるだろうと思い湿布を貼って放置していたが、３日たっても痛みが無くならない。整形外科を受診しレントゲンを撮っても骨に異常はなく炎症を起こしているだけなので安静にするように言われた。
所見とアプローチ
寝違え（急性疼痛性頸部拘縮）により上下左右と傾げる動作などで痛みが生じていたので、頚部をあたったところ豆粒大のシコリと圧痛点が見られたので、ひとまずここの施術を行ったところ、痛みはあるが首を動かせるまでには改善した。
続いて首を傾げた時に背中に痛みがあったので頚板状筋、頭板状筋とその周辺の肩甲骨回りの施術を行うと首を傾げた時の背中の痛みも取れことが確認でき、同時に首の痛みもほとんど感じないくらいに改善したところで施術を終了した。
主原因となっていた筋肉
【頚部の筋硬結】
今回のように不自然な姿勢で眠り続けると一部の筋肉が阻血という血液の供給が不足の状態に陥り、部分的にしこりになり炎症を起こします。この部分が原因で首が拘縮し少し動かすだけでも激痛が走ったり可動域が極端に低下する場合があります。
DOKOWELL 
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