
具体的な症状
建設系の仕事柄、高重量のものを持ち運んだり、しゃがんだままで仕事をすることも多く、今までも膝が痛むことはたびたびあったが3日前に立ち上がれないほどの痛みが発生した。膝全体が痛く、膝の曲げ伸ばしも痛みを感じて、なんとか湿布と痛み止めで仕事をこなしていたが痛みのせいで仕事にならなくなったため、こちらに来られた。
所見とアプローチ
初めて連絡を頂いた際に、骨に異常があることも考えられたため病院でレントゲンを撮って確認することを勧め、骨には異常がないことが確認できたため施術を行なった。
膝に水が溜まっており、特に脚の外側の張りが強く出ていたため腸脛靭帯周りの大腿筋膜張筋と殿筋群を緩めたところ大腿の外側の張りが緩和された。そもそもの原因が蟹股で殿筋群の硬さにより膝が捻じれ足首も硬くなっていたことから腸脛靭帯に炎症が起こっていたと考えられたため足の施術を行い足首~ふくらはぎの緊張を解いた。その後、膝裏、大腿四頭筋と施術を勧めると、膝の水も抜け腫れが引いていることが確認できた。実際に施術後からしゃがんで立つことも可能になる。4日後に再度来ていただいた際に痛みや腫れがほとんどなくなっていることが確認できたため終了とした。
主原因となっていた筋肉
【大腿筋膜張筋】

大腿筋膜張筋は、特にO脚になると、股関節から外向きに向かうような負荷がかかるため、股関節と膝関節の外側にある大腿筋膜張筋が過剰働いてしまって下肢を安定させようとするためです。このような場合に、大腿筋膜張筋に痛みが出る場合があります。そして、大腿筋膜張筋が固くなってしまうと、腸脛靭帯や膝関節の外側に炎症が起こってしまい腸脛靭帯炎を引き起こすこともあります。すると膝の外側に強い痛みが現れるのです。
【下腿三頭筋】

下腿三頭筋は、ふくらはぎの筋肉で、腓腹筋が内側と外側に2つあり、その下にヒラメ筋があります。 役割は足関節の「底屈」という足首を下に向ける運動や、立っている時座ってる時、階段の上り下りをする際など様々な動作の時に働くので、しゃがんだまま作業をしたり重たいものを持って歩いたりするときにも強いストレスがかかります。そして、下腿三頭筋が硬くなると膝上に痛みを生じる場合があります。
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