腰が痛い。股関節が痛いと診察を受けると坐骨神経痛ですね、椎間板ヘルニアですね、狭窄症ですねと診断を受け手術を勧められたり、身体を動かさないように重たいものを持たないように常に安静に。なんて言われたことはありませんか?ヘルニアが飛び出したり、狭くなった脊柱管が神経を圧迫しているせいで痛みが生じている、という説明をレントゲンやMRI画像をみて説明されて納得しそうになりますが、本当にそうでしょうか?
痛む場所も違えば、痛くない時間もあるし日によっても違う
今より少し昔の話…
「あの人、肥えてるねー」
「あの社長さん若いのに糖尿病なんだってさ」
へ~きっと良いものばかり食べてたんだね。
贅沢な生活をおくってるんだろうね。
って言われていた時代があって、糖尿病や肥満は贅沢病なんて言われていたこともあったって知ってました?
現代では食生活や栄養バランスや運動習慣、生活習慣が不規則が原因だということが分かり生活習慣病として名を改めています。
この話を聞いてどう思いますか?
ふ~ん。当たり前じゃん。そんなの常識。って考えなくてもわかることでしょって思っているあなた。
神経を圧迫されても痛みが起きることはない
と言われて、そんなの常識でしょ?って当たり前じゃん?って言えますか?
慢性的な腰痛で医療機関を受診した際、X線やMRIの画像などを見せられて、いかにも神経を圧迫しています!っていうような痛そうな画像を見ながら説明されたら「痛そう!」って納得してしまいそうになります。

いや、実際に納得して「私はヘルニアなんだ・・・」と気を落としてしまう人も多くいらっしゃると思います。
この椎間板が神経を圧迫しているのが「椎間板ヘルニア」なのですが
実は椎間板ヘルニア学説は1911年にゴールドスウェイトが「椎間板の突出が坐骨神経痛を引き起こし得る」と考えたのが最初で、以来約100年以上もの間、いままでこの説が提唱されています。
神経を圧迫・・・
今では医術も発達しMRIやレントゲンなどの画像でたくさんの方の画像を見れるようになりました。そこで、ある医師が健康で腰痛のない人はどうなんだろう?と実験をしたのです。
95年に国際腰痛学会が出した論文によると、腰痛がまったくない人でもMRIを撮ると76%に椎間板ヘルニアが見つかり、逆にヘルニアがある人でも8割は、まったく痛みを感じていないことが分かっています。同様に脊柱管狭窄も、高齢になると70%に見られますが、痛みを感じない人は大勢いる。
とうい結果。
他にも
ーー神経を圧迫

神経を圧迫すると確かに痛そうだし、何かが起こりそうと思いますが、脊髄から分岐して脊髄神経は、脊椎の出口で神経根となりますが、神経根をヘルニアが圧迫したところで痛みを感じるのは神経線維の先端についている、痛みセンサーだけであり、神経の途中で痛みが発生したり感知したりすることはないのです。痛みもシビレも起きるはずがありません。
それに
椎間板ヘルニアは時間によって出たり引っ込んだりしません。
右に動いたり左に動いたり、上下に移動したりしません。
でも、ヘルニアの患者さんの話を聞いていくと、時間によって痛い時間があったり、全く痛くない時もあるし、日によって痛む場所が違うなんてことがしばしばある・・・なんかおかしくないですか?
先ほど紹介した
腰が痛くない人をMRI検査をした結果。なんと76%の人に「椎間板ヘルニア」が見つかった。というこの研究。1995年に開かれた国際腰椎学会で“腰痛界のノーベル賞”とも評される「ボルボ賞」を受賞したし、今や「椎間板ヘルニアが腰痛の原因」とされるのは、全体の3%程度にしかすぎないということが全世界的な常識になっている。
ヘルニアが腰痛の原因であるのは全体の3%
わたしの腰痛はヘルニアのせいって説明されたし、画像も見て神経が圧迫されたのも見たし・・・周りにもヘルニアの人はたくさんいるし・・・
それは、本当にそうなのか?腰痛の原因がヘルニアの可能性は3%しかないと科学的に証明されている現代で、未だに腰痛の原因はそのヘルニアにあると言う。しかし事実は全くの逆で腰痛の原因は別にある。
実際、筆者の腰にもヘルニアがあるが、日々のトレーニングで100㎏ベンチプレスや150㎏を超えるデッドリフトにスクワッドをこなせている。趣味の登山もランニングも家事をしているときも腰痛を感じることなんて全くない。健康体そのものである。
今は医師や研究者でなくとも世界最新の研究結果や論文などの情報が手に入る時代で未だに腰痛の原因はヘルニアだからと断言するのはただの怠慢ではないだろうか?昔学んだことが正しい、学校で学んだことが正しいと思っているのか?日々新しい情報が更新される今、アップデートをしないのはなぜなのか?こうしてヘルニアと診断され腰痛の原因はヘルニアと思い込まされて気持ちを落としてしまう人が今日もまた生まれていくのか。
腰痛の本当の原因が分かれば治せます。

では、ヘルニアが腰痛の原因でないならば、どこが原因なのか?
それは、人それぞれ姿勢だったり歩き方、座り方などの生活習慣によって緊張したり硬直した筋肉にあります。その場所を特定し施術をすると、今まで10年来悩まされてきた腰痛が全く感じられなくなったり、歩いて移動するときに引きずりながら歩いていた足がスムーズに動くようになります。
興味がある場合

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