

「深筋弛療法(しんきんしかりょうほう)」
筋肉の深部層にある緊張を的確に緩め、
痛みやしびれの根本原因を取り除く
整体技法です。
深筋弛療法とは
筋肉は「浅層・中層・深層」の3層構造になっており、表面をいくらもみほぐしても、実は痛みの原因となる“深層筋”には届かないことが多いのです。

深層の筋肉(例:腰では多裂筋・腸腰筋、首では斜角筋・後頭下筋群など)は、姿勢保持や関節の安定に関わる重要な部分。ここが固くなると、神経や血管が圧迫され、痛み・しびれ・こわばりが生じやすくなります。
さらに、筋肉の緊張が骨を引っ張ることで、骨盤や背骨の歪み、猫背や反り腰など姿勢の乱れを引き起こし、慢性的な不調へとつながります。

深筋弛療法では、表面から順に深部の筋膜や筋線維へと圧を丁寧に浸透させ、筋肉そのものの「しなやかさ」と「血流」を取り戻すことを目的としています。
ポキポキと骨を鳴らしたり、強くもみほぐすような危険な手技は一切行いません。身体の構造と反応を読みながら、最小限の刺激で最大の効果を引き出す安全な施術です。
深部の筋肉に“直接触れずに緩める”
深層の筋肉は、骨や他の筋肉に覆われているため、直接触れることが難しい部位が多くあります。
そのため深筋弛療法では、筋肉同士の「連動性」や「共同筋」の関係を利用して、深部を間接的に緩める手法を用います。
たとえば、骨盤底筋は骨盤の内部に位置し、外側から直接触れることはできません。
しかし、呼吸と密接に関係する**横隔膜(おうかくまく)**は骨盤底筋と連動して動いており、横隔膜の緊張を解くことで、骨盤底筋の柔軟性と動きを改善することが可能です。

このように、全身の筋肉や関節の**“つながり”を読み取って調整する**ことで、深部に無理な圧をかけることなく、内側から自然に緩む状態をつくり出します。
痛みの根本改善を目指す全身アプローチ

腰の痛みを訴える方の多くは、実は首・肩・膝・股関節の硬さや、自律神経の乱れを同時に抱えていることが少なくありません。
深筋弛療法では、痛みのある箇所だけを施術するのではなく、全身のアライメント(骨格バランス)を整えることに重点を置きます。
たとえば腰痛の場合、
- 腰そのものではなく、腸腰筋や大腿部の硬さが原因だったり、
- 首や肩の緊張から背骨全体が歪んでいるケース
- 呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが崩れているケース
など、痛みの「背景」にある複数の要因を見極めながら、全身を整えていきます。
その結果、
「腰を施術していたのに肩まで軽くなった」
「夜ぐっすり眠れるようになった」
「姿勢が自然にまっすぐになった」
といった声を多くいただいています。
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